Customer Story

医療・人道支援

Global Neighbours Hospital:遠隔地の病院で電力供給を守るリモート監視

企業概要

Global Neighboursは、ミャンマー東部とタイ西部のカレン族を支援する人道支援組織です。12年以上にわたり孤児院・学校・医療施設を建設・運営しており、その中核施設がカレン州初の近代的教育病院 Taw Nor Teaching Hospital(TNTH)です。24床を擁し、インフラが整備されていないミャンマーの遠隔地で医療サービスを提供しています。

課題

TNTHは太陽光パネルとバッテリー蓄電により独立した電力を自己供給していますが、患者対応の拡大にともなう電力需要の増加が課題となりました。太陽光とディーゼル発電機という2系統の電源のバランスを適切に調整しなければ、病院機能の継続が危うくなります。しかし現地の医療チームには電力系統の技術的管理に必要なエンジニアリング知識がありませんでした。

ミャンマー東部の遠隔地という地理的条件が問題をさらに深刻にしていました。専門技術者の物理的な派遣はコストと時間の両面で大きな制約となるため、セキュアなリモートアクセスによる遠隔での監視・制御が不可欠な要件でした。

ソリューション

SecomeaのIIoTゲートウェイ(SiteManager)を太陽光蓄電バッテリーにDC-DCコンバーター経由で接続。停電時でもゲートウェイへの通信を維持できる構成で、施設管理者が遠隔地から電力需要のリモート監視と供給制御を行えるようになりました。

成果

  • 太陽光発電システムのリモート監視・制御を実現
  • 停電時でもSecomea 経由の通信を維持
  • 病院への安定した電力供給を確保
  • 2017年3月から患者の治療を開始

「太陽光発電は非常に良好に機能しており、Secomea によるモニタリングも完璧に動作しています!停電の場合でも通信が維持されます。設置と機能性に大変満足しています。」

— Glenn Lett, Professional Engineer, Global Neighbours