産業用リモートアクセスは、長らく「後付け」の存在でした。ゲートウェイをもう一台、制御盤にもう一つの部材を、導入プロジェクトをもう一件——機械が現場に入ったあとから、別途用意するものだったのです。その前提が、いま変わりつつあります。
なぜSecomeaか 世界の産業オートメーションが信頼する組込技術パートナ
セキュアなリモート保守は、機械の「後付けオプション」ではなく、出荷時点から機械の一部になりつつあります。その担い手として、世界有数のHMIメーカー——Emerson Electric Co.(エマソン)や三菱電機株式会社——が、Secomeaのセキュアリモートアクセス技術を、選定したHMIプラットフォームに直接組み込んでいます。
Emersonの QuickPanel+ および QuickPanel+ 2、三菱電機の GOT3000 シリーズ HMI は、いずれもセキュアリモートアクセスに対応した状態で出荷されます。装置メーカーや製造業の現場は、別途リモートアクセス用のハードウェアを追加することなく、設備の保守・メンテナンス・トラブルシューティングをより速く行えるようになります。
Secomeaはまた、より広い産業オートメーションのエコシステムにわたって、装置メーカー(OEM)・組込技術パートナーシップを維持しています。組込型セキュアリモートアクセスの広がりは、リモート保守機能を産業機器に「標準で備わるもの」にしていくという、業界のより大きな潮流を映し出しています。
図1:リモートアクセスは「あとから足すもの」から「出荷時に内蔵されるもの」へ
潮流 なぜ主要HMIベンダーはSecomeaを組み込むのか
SecomeaをHMIプラットフォームへ直接組み込むことで、装置メーカー(OEM)は導入を簡素化しながら、製造業の現場に対して、産業設備をリモートで保守するためのスケーラブルで安全な手段を提供できます。あとから別のゲートウェイを追加するのではなく、リモートアクセスが初日から利用可能になります——外付けゲートウェイも、制御盤の追加スペースも、追加の配線も必要ありません。
利用者は、対応する Emerson または三菱電機のページからライセンスを有効化することで、HMI と背後の設備にすぐにセキュアにアクセスできるようになります。その結果として得られるのは、より速い導入とサポート、運用上の手間の削減、そして追加のハードウェアや複雑さを伴わない、セキュアなリモート保守へのよりシンプルな道筋です。
利用者にとっては、自分のHMIに組み込まれているリモートアクセス技術が、主要な産業オートメーションベンダーによってすでに信頼・検証されているという安心にもつながります。
仕組み Secomea SiteManager Embedded とは
Secomea SiteManager Embedded は、Secomeaの産業用セキュアリモートアクセス・ゲートウェイの「ソフトウェア版」です。Emerson QuickPanel+ / QuickPanel+ 2、三菱電機 GOT3000 シリーズにあらかじめインストールされており、HMIを初日からリモート保守可能なアクセスポイントにします。
有効化すると、利用者は標準のエンジニアリングツールを使って、HMIとその背後にある設備にセキュアに接続できます。その操作感は、Ethernet 経由でローカル接続しているときと同じです。
できること 組込型のセキュアリモートアクセスで何ができるのか
HMIにSecomeaがあらかじめ用意されていることで、産業の現場では次のことが可能になります。
- 機械の立ち上げ・コミッショニング・設置後のトラブルシューティングを迅速化する
- 現地対応を待つことなく、機械をリモートで保守し、ダウンタイムを削減する
- 地域をまたいで、設置済みの設備をより効率的にサポートする
- 既存インフラに変更を加えることなく、設備ライフサイクル全体の保守を簡素化する
セキュリティ この統合はサイバーセキュリティをどう高めるのか
リモートアクセスは、開放されたインバウンドポート、共有された認証情報、管理されていないベンダー接続に依存するとき、セキュリティ上の問題になり得ます。SecomeaをHMIに直接統合することで、Emersonと三菱電機は、設備をリモートで保守するためのより制御された方法を提供します。
これにより、リモートアクセスは、セキュリティや追跡性を犠牲にすることなく、OT環境で管理しやすくなります。また、進化する産業サイバーセキュリティ・コンプライアンス要件に、リモートアクセスの運用を整合させていくことにも役立ちます。
現場にとっての意味 装置メーカー・製造業にとっての意味は
装置メーカーにとって、組込型のリモートアクセスは、設置済みの機械をサポートし、保守コストを下げ、グローバルなサービス体制を拡張することを容易にします。主要HMIベンダーがSecomeaをプラットフォームへ直接組み込んでいるという事実は、複数の機種・地域にまたがってリモート保守を標準化したい装置メーカー(OEM)にとって、統合の複雑さを減らすことにもつながります。
製造業にとっては、生産トラブルが起きたときに、より速いトラブルシューティング、より少ないダウンタイム、そしてリモートの専門知識へのより容易なアクセスを意味します。Secomeaのリモートアクセス技術によって、HMIは単なるオペレータ向けの操作端末を超え、保守・サポート・ライフサイクルメンテナンスのためのセキュアなアクセスポイントになります。
これから 必要なときに使える、組込型リモートアクセス
組込型リモートアクセスへの移行は、産業設備がどのように導入・サポート・保守されるかという、より大きな変化を映し出しています——セキュアな接続性が、追加のインフラ層ではなく、機械そのものの一部になっていくという変化です。そして、主要な産業オートメーションベンダーのHMIプラットフォームにSecomeaがすでに組み込まれていることから、多くの産業の現場では、既存のHMIインフラの中に、セキュアリモートアクセス機能がすでに利用可能な形で備わっているかもしれません。
お使いのHMIに、Secomeaが眠っているかもしれません
お使いのHMIにSecomeaがすでに組み込まれているなら、あとはライセンスを有効化するだけです。お客様の構成に合ったライセンス選定を、専門担当が30分でご案内します。
FAQ よくあるご質問
Secomeaとは?
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Secomea SiteManager Embedded とは?
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なぜ装置メーカー(OEM)はセキュアリモートアクセスをHMIに直接組み込むのか?
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どのHMIベンダーがSecomea SiteManager Embedded を採用しているのか?
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SiteManager Embedded がプリインストールされているEmersonのHMIモデルは?
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SiteManager Embedded がプリインストールされている三菱電機のHMIモデルは?
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Secomea SiteManager Embedded を使うのに追加のハードウェアは必要か?
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Secomeaを使い始めるには何をすればよいか?
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Secomea SiteManager Embedded はあとから有効化できるか?
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Secomeaのライセンスで何ができるようになるのか?
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- HMIへのリモート接続
- その背後にあるPLCや接続機器へのアクセス
- トラブルシューティングとリモートメンテナンスの実施
- ローカル接続しているかのようなエンジニアリングツールの利用
- より速いサポートによるダウンタイムの削減
- ユーザのアクセスと権限の管理
- リモートセッションの監視と監査